私が働いていた臨床の職場(総合病院、産科クリニック)は、体育会系でした。
- 休憩を取らないこと
- 休まないこと
が美徳とされてました。
- 夜勤中に休憩を取らないで勤務
- 残業ありきの勤務
も嫌いでした。
そんな臨床の職場が苦手でした。
なぜ、そんなに無理してるのでしょうか。
若手の私には、そんなこと言えませんでした。
郷に入っては郷に従えで、その職場に合わせないといけません。
労働基準法に抵触してると思います。
誰も訴えようとか、どうやって変えていこうという考えはありません。
疲弊した人は、静かに辞めていきます。
総合病院で働いているとき、3か月に1人は辞めていく時期がありました。
辞める人の分の仕事を、残った人で補填します。
育児時間で働いてる人もいます。
しわ寄せが来るのは若手です。過労でした。
クリニックでも派遣でも、昼休憩を1時間取らせないところがありました。
朝残業(30分前に出勤)も苦痛でした。
そういった状況が続くと、職員が疲弊していきます。
先輩方は、休まないことや早く来ることがえらいと思ってます。
私は少しだけ抵抗しながらも、周りに合わせて働いてました。
今はもう、そんな働き方をさせてる職場で、働きたいとは思えません。
一方で、長期間仕事をしないと仕事をしたいと思うようになりました。
他の記事にも書きましたが、産婦人科勤務を続けていたので、知識が定着していました。
また、妊活相談を受けて、その分野に興味があることに気づきました。
興味のある仕事を、無理なくやっていき、安定した給与を欲しいと思ってます。
妊娠でつわりがひどく、続けていた派遣看護師の仕事を辞めました。
出産後は、福利厚生がある職場で働きたいです。
理由は、
- 産休育休の手当は必要
- 安定した収入が欲しい
- 社会の役に立ちたい
などがあります。
今までの仕事を振り返り、譲れない条件があります。
- 夜勤がない
- 前残業がない
- 残業が少ない
- 基本的に昼休憩が1時間とれる
- 手取り25万以上もらえる
- 通勤時間が短い
色々な仕事を経験して、
- 産婦人科分野が得意
- 不妊分野に興味がある
と改めて気づきました。
出産してから、いきなり正社員を目指すのは難しいかもしれません。
しかし、福利厚生を意識すると、正社員の方が良いのは事実です。
- パートでも福利厚生が充実
- 家の近くで夜勤のない産婦人科
- 不妊分野を得意としてる職場
を探してます。
条件に合うところで働くのは難しいかもしれません。
派遣看護師に戻ったほうが気持ち的にも楽かもしれません。
辛い仕事を乗り越えて、産休・育休を経て、育児時間を利用しながら働いてる人たちが、一番利口な気もします。
私は楽したことで、どこかで弊害が出たのかもしれません。
しかし、お金より、今すぐ辞めたいとしか思えなかった気持ちを押し殺すことは、できませんでした。
それに、正社員を辞めたからこそ気づいたことはありました。
他の世界も知ることができました。
私の強みもどこかにあるはずと信じて、生きていきたいです。